TUV UV-C直管型殺菌ランプ

薬剤を使わず紫外線で微生物を不活化し、空間と水を安全・清潔に維持

Philips社のTUV UV-C直管型殺菌ランプは、短波長の紫外線(UV-C)を照射することで細菌・ウイルス・カビなどの微生物を効果的に不活化する殺菌用光源です。
特にピーク波長253.7nmのUV-C光が微生物のDNAやRNAを破壊し、繁殖力を失わせることで高い除菌効果を発揮します。
その結果、薬品を使わずに空気や水、物体の表面を短時間で除菌・消毒することが可能です。

Philipsの殺菌ランプはランプ内部の特殊コーティングにより寿命全体でほぼ一定のUV出力を維持するよう設計されています​。
これにより、使用期間を通じて安定した殺菌性能を発揮します。
また、約9,000時間（専用電子安定器使用時には最大18,000時間）※の長寿命を実現しており​、ランプ交換の頻度と維持コストを大幅に削減できます。
ランプの石英ガラスは185nmのオゾン発生波長を遮断するため運転中に有害なオゾンが発生しません​。
さらに、環境に配慮し水銀使用量が極めて少ない※鉛フリー設計となっており​、廃棄時の環境負荷も抑えています。
安全性の面でも、ランプベースに耐熱・耐UV性の高い素材を採用し、ランプにはUV-C照射中であることを示す警告表示が施されています。

※寿命・水銀含有量などの数値はPhilips社試験値。
​なお、本ランプのUV-C光は人体（皮膚・眼）に有害なため、必ず密閉された機器内や人のいない環境下で使用してください。
適切な防護措置のもとで使用すれば、安全かつ効果的に空気や水を殺菌できます。
TUV UV-Cランプは、病院・研究所・食品加工施設などの業務用途から、空調ダクトや家庭用空気清浄機まで、空気・水・表面の衛生管理に幅広く利用されています。

 

特長

高い殺菌力と安定した効果

短波長253.7nmのUV-C光が細菌やウイルスの遺伝子を破壊し短時間で確実に不活化。
さらに特殊コーティングにより長期間にわたり安定したUV出力を維持します。

 

長寿命・低メンテナンス

最大18,000時間（標準9,000時間）の長寿命設計で交換頻度を減らし、メンテナンスの手間やコストを大幅に軽減します。

 

安全で環境に優しい設計

オゾンフリー・低水銀設計のため有害な化学物質を残さず、安全性にも配慮した設計で人が不在の環境でも安心して使用できます。

 

ラインナップ

 

仕様