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UV-B 波長領域ランプ

波長最適化で用途に合わせた
高出力UV-Bランプ

医療(光線療法)から植物育成・殺菌まで幅広く活躍

フィリップスのUV-B波長領域ランプは、紫外線B波(UV-B、波長約280〜315nm)を放射する特殊な蛍光ランプで、医療用の光線治療(フォトセラピー)をはじめ植物育成、殺菌、工業用樹脂硬化(UV硬化)など様々な分野で利用されています。
用途に応じて狭帯域(ナローバンド)UV-Bタイプと広帯域(ブロードバンド)UV-Bタイプがあり、それぞれピーク波長を311nmと302nmに最適化することで高い効果を発揮します。
特に311nm付近の狭帯域UV-Bランプは皮膚疾患(乾癬や白斑など)の治療に非常に有効で、安全性と効果が従来より高いことが臨床的に証明されており、光感作剤を使わない紫外線治療を可能にするため副作用リスクの低減にも寄与します。
また蛍光ランプ技術により安定したUV出力と長寿命を実現しており、交換頻度が少なく経済的です。環境面では水銀を封入していますがその量は管理されており、使用後の適切なリサイクルが推奨されています。
さらにUV-Bのみを照射するためオゾン発生の心配がなく、適切な使用環境下で安全に運用できるよう設計されています。

 

特長

専用波長設計

305〜315nmの狭帯域(ピーク311nm)タイプと290〜315nmの広帯域(ピーク302nm)タイプをラインナップし、
それぞれの用途に合わせて最も効果的なUV-B波長を照射します​。

高出力・高効率

最大100Wのランプで約15WものUV-B光出力を実現し、短時間で必要な紫外線量を照射可能です。
また光線療法では薬剤を使用せずに治療でき、副作用リスクの低減にもつながります​​。

長寿命・安全性

一部モデルでは寿命9000時間を実現し、ランプ交換の回数を大幅に削減します。
低水銀設計で環境負荷を抑え、万一破損しても適切に処理すれば健康への影響はごくわずかです​。

 

ラインナップ

TL20W/12RS

ブロードバンドUV-B(302nm付近ピーク)タイプ。コンパクト出力で小・中規模機器への組み込みに最適。

TL20W/01RS

ナローバンドUV-B(311nm付近ピーク)タイプ。医療や研究用途に適した精密照射を実現。

TL40W/12RS

ブロードバンドUV-B(302nm付近ピーク)の高出力版。広範囲や産業用途に効果的。

TL100W/01

ブロードバンドUV-B(302nm付近ピーク)の高出力版。広範囲や産業用途に効果的。

TL100W/01

ナローバンドUV-B(311nm付近ピーク)の大出力モデル。高強度が求められる医療・工業領域に適応。

 

仕様

型式 定格出力 (W) 波長種類 UV出力 (W) 定格寿命 (h) 質量 (g) 口金
TL 20W/12 RS 20 UV-Bブロードバンド 2.3 1,000 約149 G13
TL 20W/01 RS 20 UV-Bナローバンド 約3.0 2,000 約143 G13
TL 40W/12 RS 40 UV-Bブロードバンド 4.5 9,000 約292 G13
TL 100W/01 100 UV-Bナローバンド 約16.0 1,000 約470 R17d
PL-S 9W/12 9 UV-Bブロードバンド 約0.8 8,000 約32 G23

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