高安定・高輝度LEDファイバー光源装置
[PS-LED2＋LED-BOX-6570]

長寿命かつ省エネルギーでハロゲン光源を超える明るさ

LED発光部は約40,000時間の寿命設計で、ハロゲン光源比50倍以上の長期使用が可能です。消費電力も従来比1/5以下に抑えながら、150Wハロゲン光源装置相当を上回る明るさを提供し、CO₂排出削減やランニングコストの低減を支援します。

小型・軽量設計とセパレート方式

光源部であるLED-BOX-6570の外形寸法は84(W)×83(H)×73(D)mm、重量約0.65kgとコンパクトで、PS-LED2も100(W)×60(H)×140(D)mm・約0.6kgの軽量設計となっています。両ユニットを分離（セパレート）して配置できるため、装置内部のレイアウトを柔軟に変更したり、熱源を分散してシステムの安定性を高めることが容易です。

高効率な定電流駆動と豊富な調光機能

PS-LED2は定電流駆動方式を採用し、LEDへの電流を安定的に制御することで光量変動を抑えています。マニュアル調光（調光つまみ）で0.01～100％の範囲をカバーし、さらに8bitパラレル調光や0～5Vアナログ調光などの外部信号によるリモート制御にも対応しています。ON/OFF信号入力は接点またはトランジスターで行えるため、自動化ラインや研究設備との連携がスムーズです。

低発熱かつ強制冷却による安定動作

LED-BOX-6570はファンモーターを内蔵した強制冷却方式を採用し、発光部の温度上昇を抑制。過昇温時にはヒートシンク温度をモニタリングして自動復帰する保護機構を備えているため、長時間の連続照射でも安定して高輝度を維持します。

多彩な用途とオプション対応

標準で200mmの接続ケーブルとACアダプターを付属し、長尺ケーブル（1m～10m）をオプションとして準備。高倍率の顕微鏡照明や画像処理など、離れた場所からの照射が必要なシーンにも柔軟に対応します。高演色性を求める場合はフィルターとの組み合わせやカラーチューニングが可能で、幅広い光学ニーズに応える拡張性を持ち合わせています。