カバーガラス・シリンドリカルレンズ

防塵と高照度を選べる二つのガラスオプション

カバーガラスとシリンドリカルレンズは、リニアブライトのあらゆるタイプ（公称長250～2600mm）に対応するオプションです。
標準的な構造では公称長が大きい場合に2本つなぎで対応しますが、要望に応じて一本ものも製作可能。
いずれも出荷時に接着された状態で提供されるため、現場での取り付け作業が不要で、安定した光学性能をすぐに得られます。

 

特長

カバーガラスがもたらす防塵効果と標準的な光学特性

透明なカバーガラスを接着することで、ケーシングとロッドの間にホコリや異物が入り込むリスクを低減し、内部の清掃をほぼ不要にします。
リニアブライト本来の照射角を損なうことなく、安定した明るさと品質を維持しやすい点が大きなメリットです。
長期間の稼働でも性能が落ちにくいため、メンテナンス性やコスト面での利便性が高まります。

 

シリンドリカルレンズによる光束の集中と照度向上

出射角度を狭めることで集光性を高め、照度を約2倍に向上させるシリンドリカルレンズの選択肢は、特定エリアへの強い光が求められる用途に最適です。
拡散の少ない光束が得られるため、スポット照明や重点的な検査・演出など、より高い照度が必要なシーンで効果を発揮します。
ただし、このレンズを装着する場合はカバーガラスが不要となるため、使用目的に応じて使い分けることが推奨されます。

 

外観図

 

仕様